持株会社(もちかぶがいしゃ) – holding company

他の会社を支配することを主な目的として設立された会社のこと。
独占禁止法では会社の総資産に占める被支配会社の株式の比率が50%を超える会社を持株会社としている。
持株会社のメリットはグループ傘下の企業間における資源配分の効率化や,新規事業への参入,不採算部門の分離がしやすいといった点が挙げられている。

持株会社としては以下の3つがある。
①自ら事業は行わず他の会社の株式保有を通じて当該他の会社を支配することを目的とする純粋持株会社
②自らも事業を行うとともに他の会社の株式保有により支配も行う事業持株会社
③子会社が金融機関に限定されている金融持株会社

①と③の金融持株会社については、自由競争を阻害する要因になりかねないとのことから、改正前の独占禁止法により禁止されていたが、
平成9年の独占禁止法の改正により解禁された。

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