追記情報(ついきじょうほう)- emphasis of matter

財務諸表や計算関係書類の表示に関して適正であると判断し、なおもその判断に関して説明を付す必要がある事項や財務諸表の記載について強調する必要がある事項を監査報告(書)で情報として追記するもの。具体的には、①正当な理由による会計方針の変更、②重要な偶発事象、③重要な後発事象、④開示書類内における監査対象である財務諸表とその他の記載事項との重要な相違、⑤継続企業の前提に関する重要な疑義に関わる事項などが挙げられる。なお、追記情報は、あくまで財務諸表に記載されている項目に限定され、そのうち特に説明または強調することが適当であると監査人が判断した事項であり、監査意見には当たらないとされる。

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