標準原価(ひょうじゅんげんか)-standard cost

原価要素の消費量について科学的、統計的調査に基づく達成可能な目標をあげ、価格について予定価格、正常価格をもって計算した原価。標準原価は、①原価管理を効果的にする、②真実の原価として棚卸資産価額、売上原価の算定の基礎となる、③予算、特に見積財務諸表作成に役立つ、④勘定組織に活用して記帳を簡略。迅速化する、などの目的で使われる。標準原価の種類としては、理想的標準原価、現実的標準原価、正常原価、予定原価などがあるが、制度上は、現実的標準原価または正常原価が標準原価として認められている

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