現在は休止しているが、将来使用することが確実で、かつ、十分に稼働できる機能状態の設備のこと。従来の取扱いでは、休止固定資産の将来の使用が未確定であるか稼働状態にない場合には廃棄処理を行い、経済的価値が低下したり陳腐化している場合は臨時償却その他の措置をとり、損失額を特別損失に計上することになつていたが、固定資産の減損会計の導入後は、減損会計を適用して減損損失の認識や測定を行うことになる。ただし、休止固定資産についても減価償却を行い原則として営業外費用として処理すること、及び、固定資産に含めて表示した休止固定資産の金額が重要である場合にはその旨及びその金額を注記することについては、従来通りの取扱いが必要。