ヘッジ取引 – hedge transaction

実物資産。負債等が為替変動、価格変動、金利変動等によりさらされる相場変動等のリスクを減殺するため、デリバティブ取引をヘッジの手段として用いる取引のこと。輸出取引に伴いドル建ての売掛金を取得した場合、代金が決済され円貨による受取額が確定するまで、外国為替相場の変動というリスクにさらされる。この際、損失の可能性を減殺するため、為替予約(先渡取引)、先物取引、オプション取引、スワップ取引等のデリバティブ取引をヘッジの手段として利用し、リスクを減殺(消滅)させる。ヘッジ対象となる資産等に保険を掛けることに類似しており,“保険つなぎ”ともいう。

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